取組

 生徒会集団。卒業してしまった骨組の代わりに出てきた成績優秀型のグループである。が、骨組が五教科専門であったのに対し、どちらかというと万能タイプである。ある漫画のパロディらしいのだが筆者は例によって知らない。彼らは奉仕作業を行っているわけでは決して無く、自己奉仕にのみ全力を尽くす。但し、他人(特に目上)に良く見られる(内申書がよくなる)ように奉仕活動に励んでいるように見せかけているのである。当然、生徒会費は自分たちのものであり、イベントでの人の組み合わせは恣意的に行う。このグループは結局リーダーの立前正義と白毛鳥洋子のペアによるわざとらしいじゃれあいのみが特徴的なだけで残りの三人に存在意義がない。元ネタを知るともう少し読めるようになるのだろうか・・・・
立前 正義(たてまえせいぎ)
 生徒会長。名前通り立前と本音を使い分ける性格。保育園時代に番をはっていた。白毛鳥 洋子とは幼なじみで恋仲。彼女とのじゃれあい(「感動ごっこ」?)が特徴である(ヒッコとちちにいちゃん)。彼は”ヒッコ”の為ならば競泳用プールで泳いでいる最中でも四コース分を一気に飛び越えるほどのパワーを持つ。彼は周到な性格らしく、短距離走で確実に勝てると思われる零君に対してまでおだての言葉を使うほどである。
白毛鳥 洋子(しらけどりひろこ)
 副会長兼書記。虚弱体質(を装っている?)。少なくとも仮病は得意である。立前正義とは幼なじみで恋仲。彼とのじゃれあい以外に特徴を持たない。とりあえず、TPOをわきまえない性格らしい。
気品 薫(きしなかおる)
 会計。特記事項なし。個性を出すようなセリフも動きも無い。
曽田 予科郎(そだよかろう)
 書記。立前正義の保育園時代の過去を知っている侮れない存在だが、彼にも特記するような言動がない。
文武 両道(ぶんぶふたみち)
 会計。くだらない駄洒落のために体を張る。駄洒落の為ならグラウンドにタンカーでも呼び込む力を持つ。取組の来津輝のような存在だろうか。(しかし、本家ほど徹底もしていなければ能力も不足していることは否めないが)